『ヴィンチェンツォ』クムガ・プラザの住人一覧!意外な正体とは

ドラマ

まえがき

韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』を語る上で欠かせないのが、舞台となる雑居ビル「クムガ・プラザ」に集う個性豊かな住人たちです。

物語の序盤では、イタリアから来たヴィンチェンツォに対してどこか冷たく、癖の強い普通の人たちに見えていた彼ら。

正直、「この人たちがどう物語に関わってくるの?」と不思議に思っていた方も多いのではないでしょうか。

しかし、物語が進むにつれて、彼ら一人ひとりが隠し持っていた驚きの才能や、ヴィンチェンツォとの間に芽生える家族のような強い絆が描かれ、気づけば「クムガ・ファミリー」の虜になってしまいます。

彼らの活躍なくして、このドラマの爽快な復讐劇は完成しません。

今回は、そんな愛すべき住人たちの正体や魅力を一覧で詳しくご紹介します。

これを読めば、もう一度ドラマを見返して、彼らの活躍をチェックしたくなること間違いなしですよ!

◆『ヴィンチェンツォ』クムガ・プラザの住人一覧

ホン・ユチャン:正義を貫いた「藁」法律事務所の所長

クムガ・プラザの住人たちを語る上で、絶対に欠かせない人物がホン・ユチャン弁護士です。

彼はプラザ内に事務所を構える「藁(わら)法律事務所」の所長であり、お金や権力を持たない弱者のために戦う人権派弁護士として活動していました。

物語の序盤、冷徹なマフィアの戦略で金塊を取り戻そうとするヴィンチェンツォとは対照的に、純粋に住人たちの生活を守ろうとする彼の姿は、視聴者の心に強く焼き付いたはずです。

彼は、巨大な悪であるバベルグループの不正を暴くために孤独な戦いを続けていました。

娘であるホン・チャヨンとは対立する立場にありながらも、根底にある深い愛情を隠しきれない不器用な父親としての顔も持っており、その人間味あふれるキャラクターが物語に温かさを与えていました。

ヴィンチェンツォに対しても、最初は警戒していましたが、次第に酒を酌み交わし、価値観を超えた信頼関係を築いていく過程は、このドラマにおける最も重要な人間ドラマの一つと言えます。

彼が命を懸けて守ろうとした正義と、ヴィンチェンツォに託した「悪党が、より悪い悪党を倒す」という願い。

彼が劇中で見せた無欲の献身と衝撃的な最期があったからこそ、ヴィンチェンツォとチャヨンは手を取り合い、本格的な復讐へと動き出すことになります。

クムガ・プラザの住人たちにとっても、彼は単なる弁護士ではなく、精神的な支柱であり、進むべき道を示す灯台のような存在でした。

彼の遺志が物語の最後まで生き続けているからこそ、後のスカッとする展開がより一層輝きを放つのです。

ナム・ジュソン:情に厚く「藁」を支え続ける名事務長

ホン・ユチャン弁護士亡き後、ヴィンチェンツォやチャヨンと共に「藁」法律事務所を支え続けたのが、事務長のナム・ジュソンです。

彼は物語の全編を通して、視聴者の気持ちを代弁してくれるような、非常に人間味あふれるキャラクターとして描かれています。

特に、悲しいシーンで見せる彼の号泣や、強敵に立ち向かう際の少し頼りないけれど一生懸命な姿は、シリアスな復讐劇の中での大きな癒やしとなっていました。

もともとは特殊メイクの技術を持っていたという意外な経歴があり、その特技を活かしてヴィンチェンツォたちの復讐作戦を影で支える場面は非常に痛快です。

ただの事務作業員ではなく、作戦の「変装担当」や「潜入のサポート」として欠かせない戦力になっていく姿は、まさにクムガ・ファミリーの一員としての成長を感じさせます。

彼の純粋さと忠誠心があったからこそ、殺伐とした復讐の道もどこか温かみのあるものになっていました。

また、ヴィンチェンツォを「カサノ先生」と慕い、誰よりも彼の身を案じる姿には、深い信頼と絆が感じられます。

ホン・ユチャンが残した正義の意志を一番近くで守り続け、最後まで「藁」の看板を掲げ続けた彼の存在は、クムガ・プラザの平和と団結の象徴と言えるでしょう。

タク・ホンシク:凄腕のハサミさばき!クリーニング店の店主

クムガ・プラザでクリーニング店「アジョシ洗浄」を営むタク・ホンシクは、一見すると不愛想で頑固な、どこにでもいそうな街のクリーニング屋さんです。

物語の序盤では、イタリア製高級スーツを平気で縮ませてしまうような「ちょっと困ったおじさん」として描かれていましたが、彼の真の姿が明らかになった時の衝撃は、ドラマ屈指の鳥肌シーンでした。

彼の正体は、かつてその道で恐れられた「伝説の刺客」。

手に持っているのは裁縫用のハサミですが、一度戦いが始まれば、それはどんな武器よりも鋭い凶器へと変わります。

大人数の敵をハサミ一本で鮮やかになぎ倒していくアクションシーンは、まさに「能ある鷹は爪を隠す」を体現したような格好良さでした。

普段のぶっきらぼうな態度とは裏腹に、仲間が危機に陥ったときには迷わず最前線で体を張って戦うその姿は、クムガ・プラザ住人たちの「強さ」を象徴しています。

ヴィンチェンツォも認めたその実力と、守るべきもののために再び刃を握った彼の覚悟に、多くの視聴者がシビれたはずです。

イ・チョルウク&チャン・ヨンジン:格闘技と力技で戦う中華料理店の夫婦

中華料理店「リャンガル」を営むイ・チョルウクとチャン・ヨンジンは、クムガ・プラザの「賑やかし担当」ともいえる名物夫婦です。

夫のチョルウクは自称・格闘技の達人ですが、序盤ではその実力を発揮する機会がなく、どこか空回り気味な愛すべきキャラクターとして描かれていました。

一方、妻のヨンジンは、そんな夫を尻目にテキパキと店を切り盛りする、肝の据わった強い女性です。

しかし、この夫婦もまた、ただの飲食店主ではありませんでした。

物語が佳境に入り、クムガ・プラザが危機に瀕した際、彼らが見せた戦闘力の高さには驚かされました。

特に夫のチョルウクは、見た目からは想像できない(?)身軽な動きで敵を圧倒し、妻のヨンジンもまた、料理で鍛えた力強さと度胸でバベルの追っ手たちを退けます。

二人の魅力は、何といってもその「夫婦愛」と「プラザ愛」です。

時に言い合いをしながらも、ヴィンチェンツォというリーダーを得てからは、誰よりも早く現場に駆けつけ、体当たりで作戦に協力する姿は非常に頼もしいものでした。

彼らの全力の戦いとユーモラスな掛け合いが、復讐劇特有の重苦しさを吹き飛ばし、物語に明るい活力を与えてくれています。

クァク・ヒス:肝っ玉母ちゃん!分食店を営む強き女性

「ヨンホ食堂(ヨンホブンシク)」の店主であるクァク・ヒスは、女手一つで反抗期の息子・ヨンホを育てる、まさにクムガ・プラザの「肝っ玉母ちゃん」です。

物語の序盤では、学校をサボってタバコを吸う息子に頭を悩ませる、どこにでもいるお母さんとして描かれていました。

ヴィンチェンツォに対しても、物怖じせずにズバズバと意見を言う姿が印象的でしたよね。

しかし、彼女もまたクムガ・ファミリーの一員として、驚異の度胸と実力を見せてくれます。

彼女の正体は、かつてボクシングで鳴らした凄腕のファイター。

バベルグループの刺客たちがプラザに乗り込んできた際、エプロン姿のまま鮮やかなパンチを繰り出し、屈強な男たちを次々とノックアウトする姿は、見ていて最高にスカッとするシーンの一つでした。

息子ヨンホを守るため、そして家族のような住人たちを守るために拳を振るう彼女の姿は、母の強さと愛を感じさせます。

どんなに強い敵を前にしても怯まず、不敵な笑みを浮かべて戦いに挑むクァク・ヒスは、クムガ・プラザの女性陣の中でも一際輝く、頼もしすぎる存在です。

ソ・ミリ:ピアノ講師の裏に隠された「天才ハッカー」の顔

クムガ・プラザで「デスティニーピアノ教室」を営むソ・ミリは、いつも少しおどおどしたような、おとなしい印象の女性です。

物語の序盤では、住人たちの騒ぎに巻き込まれて困惑しているような、か弱いピアノ講師として描かれていました。

しかし、彼女こそが物語を大きく動かす「鍵」を握る最重要人物の一人でした。

彼女の真の正体は、かつて金庫のセキュリティシステムを設計した天才ハッカーです。

プラザの地下に眠る金塊と、極秘文書「ギロチンファイル」が保管された密室。

その鉄壁の守りを作った張本人であり、ヴィンチェンツォがプラザに来た目的を知る、数少ない協力者となっていきます。

普段の清楚な姿からは想像もつかないような、キーボードを叩く際の鋭い眼差しと圧倒的な技術。

そのギャップは、まさにクムガ・ファミリーの真骨頂と言えるでしょう。

ピアノの旋律のように軽やかに、そして大胆にシステムを操る彼女がいなければ、ヴィンチェンツォの計画も、そしてバベルグループへの決定的な打撃も不可能でした。

ラリー・カン:情熱的なダンス講師が見せた驚きの「ゾンビ演技」

クムガ・プラザでダンス教室を営むラリー・カンは、いつかニューヨークのタイムズスクエアで踊ることを夢見る、純粋で情熱的なダンサーです。

物語の序盤では、場の空気を読むのが少し苦手で、自分の世界を持っている不思議な住人として描かれていました。

しかし、彼の真の才能が爆発したのは、バベルグループの悪行を阻止するための作戦中でした。

彼は実は「ゾンビの演技」がプロ級に上手く、そのリアルすぎる動きで敵を混乱させ、作戦を成功に導く大きな役割を果たします。

ダンスで培った高い身体能力が、予想もしない形で復讐劇の武器になった瞬間は、視聴者の間でも大きな話題となりました。

最初はヴィンチェンツォに対してもどこか浮いた存在でしたが、共に戦う中でクムガ・ファミリーとしての絆を深めていきます。

純粋すぎるがゆえの真っ直ぐな行動と、ここぞという時に見せる体当たりのサポートは、プラザの住人たちが単なる弱者ではなく、一人ひとりが替えのきかない「表現者」であり「戦士」であることを証明していました。

アン・ギソク:ヴィンチェンツォに心酔する「対外安保情報局」の頼れる味方

対外安保情報局のイタリア部門チーム長であるアン・ギソクは、本作において最もコミカルで、かつ最も熱い「ヴィンチェンツォの味方」です。

当初は、マフィアの顧問であるヴィンチェンツォを危険視し、監視するためにクムガ・プラザのイタリア料理教室の生徒として潜入しました。

しかし、そこで見たヴィンチェンツォの姿は、冷酷なマフィアではなく、弱者を守り悪を挫く「闇のヒーロー」そのものでした。

次第に監視対象としてではなく、一人の男としてヴィンチェンツォに心酔していった彼は、いつしか自称・ファンクラブ会長として誰よりも熱烈に彼を応援するように。

周囲が引くほどの熱量でヴィンチェンツォを「カサノ先生」と慕い、彼の一挙手一投足に感激する姿は、視聴者の間でも大きな笑いと共感を呼びました。

しかし、ただのファンで終わらないのが彼のすごさです。

ここぞという場面では、国家機関のチーム長という身分を最大限に活かし、圧倒的な情報収集能力と公的な権限でヴィンチェンツォをバックアップします。

正義感に溢れる彼が、国家のルールを時には(強引に)味方につけてバベルグループを追い詰める姿は、クムガ・プラザの住人たちとはまた違った爽快感を与えてくれました。

彼という強力な後ろ盾がいたからこそ、ヴィンチェンツォの復讐劇は最後に完璧な結末を迎えることができたのです。

◆まとめ

韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』の魅力は、主人公の格好良さだけでなく、今回ご紹介したクムガ・プラザの住人たちとの「絆」にあります。

最初はバラバラだった住人たちが、ヴィンチェンツォという一人の男をきっかけに、それぞれの隠れた才能を開花させ、巨大な悪に立ち向かっていく姿は、何度見ても胸が熱くなります。

彼ら一人ひとりの個性が光るからこそ、シリアスな復讐劇の中にも笑いと感動が生まれ、世界中で愛される名作となったのでしょう。

この記事を読んで、愛すべき「クムガ・ファミリー」の活躍を、もう一度ドラマで見直していただけたら嬉しいです。

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