まえがき
『涙の女王』、全16話完走しました。
視聴率24.9%。あの『愛の不時着』を超えた、という事実だけでもう『まじっすか?』って感じなんですけど…。
完走してから数日、普通に引きずっています。
いや、正確に言うと「引きずりたくて引きずっている」感じ。
余韻に浸りたいんですよね。
冷めきった夫婦に余命宣告が下される、という設定だけ聞くと重そうじゃないですか。
でも実際見たら、笑って泣いてまた笑って、の繰り返しで。
最終回なんて、一人でソファでぐしゃぐしゃになりながら見ました。
そもそも私、最初の数話は「うーん、なんか思ったより重いな」って思ってた感じと違てて、半信半疑だったんです。
それが気づいたら止まらなくなってて、気づいたらあっという間に最終回で、気づいたらめっちゃ泣いてた。
この沼に落ちるまでの速さ、我ながらびっくりしました。
ネタバレ全開でいきますので、まだ見てない方はご注意を。
完走済みの方は、一緒に余韻に浸りましょう!
◆涙の女王ラストシーンのネタバレ!最後はどうなる?墓標の意味
最終回、開始直後からもう容赦なかったです。
轢かれてボロボロの体で、それでもヘインを助けに向かうヒョヌ。
雪の森でウンソンの銃口がヘインに向く、あの場面。
迷いゼロで庇って撃たれるんですよ、このひと。
「死ぬ時は俺が先に」って言ってたじゃないですか、ずっと前に。
まさか本当にやるとは思わなくて、え?って…。
白い雪が赤く染まっていく映像の美しさと残酷さ。
あそこは息が止まりました。
記憶をなくしたヘインが血に染まった雪を見て、自分が深く愛されていたと知る場面も、言葉にならない。
「言葉がなくても伝わる愛」の演出として、ドラマ史に残ると思います。
その後の二人のその後は、アルバムをめくるみたいにあたたかく描かれて。
ヒョヌが必死で記憶を呼び戻そうとするシーン、あの不器用な愛情表現がもどかしくて、切なくて。
「早く思い出してあげてー!」って画面に向かって叫びたくなりました。
そして物語は2074年まで飛ぶんですが、ここでまたやられました。
白髪のヒョヌが先に逝ったヘインの墓に花を供えるシーン。
長い長い人生をかけて愛し続けた、その重みがズシっときて。
墓石に刻まれた言葉を読んだとき、もう涙腺が完全に終わっていました。
そこにヘインが白いワンピース姿で迎えに来て、手を取って光の中へ歩いていく。
これ以上のエンディングは存在しないと思いました。
◆最終回の子供は誰?ヘインとヒョヌの家族計画と未来の姿に涙
ラストに登場する女の子、「あの子誰?」ってなった方も多いはず。
二人の娘です。
これを知った瞬間、また泣けるやつなんですよ。
序盤に、二人がお腹の子を亡くしているエピソードがありましたよね。
あの悲しみが夫婦の溝をさらに深めて、完全に冷めきった関係になってしまって。
だからこそラストで子供と歩く姿を見せてくれた脚本家さん、本当にありがとうと言いたい。
「二人の愛はちゃんと新しい命を育むところまで回復したよ」っていうメッセージ。
受け取った瞬間に鼻の奥がツーンとなりました。
しかもあの女の子の服の色が、昔用意していた子供部屋と同じ色味だったんです。
気づいた瞬間「やばい、これ絶対わざとだ」って思って、一時停止して泣きました。
細かいところまで作り込んでいる脚本、さすがすぎます。
一度失ったからこその奇跡。
そう考えると、あの家族の姿がもう愛おしくて愛おしくて。
ヒョヌのパパ姿もね、最高でしたよ。
あんなにすれ違ってた二人がパパとママになるって、それだけでドラマ一本分の感動があります。
失った悲しみを知っているから、あの幸せが余計に輝いて見えるんですよね。
この描き方をしてくれた脚本家さんに、本当に頭が下がります。
◆涙の女王と愛の不時着の繋がり!緑のジャージの理由と共通点
同じ脚本家パク・ジウン先生作品ということで、随所に「不時着ファンへのご褒美」が仕込まれています。
一番話題になったのが、第10話エピローグの「緑のジャージ」。
見逃した方、今すぐ確認してきてください!
あれはキム・スヒョンさんが映画『シークレット・ミッション』で演じた、北朝鮮スパイのドングの姿なんです。
『愛の不時着』10話でも同じ役でカメオ出演してたんですよね。
作品をまたいで同じキャラが出てくるという、ファンサービスが過ぎる演出。
「不時着観た人、気づいた?」っていうパク・ジウン先生の悪ノリ(褒めてます)。
他にも不時着の「耳野郎」役の俳優さんなど、知ってる人が叫べる仕掛けが散りばめられていて。
私、耳野郎が出てきた瞬間に「えっ、待って知ってる顔!」ってリモコン落としました。
こういう仕掛けを見つけるたびに「好きだわこのドラマ」ってなるんですよね。
笑いと涙のバランス、最後に必ず救いがある構成、愛し合ってるのにすれ違い続けるもどかしさ。
不時着が好きな人が涙の女王に沼るのは、もはや必然です。
緑のジャージのシュールさ、何度見ても笑えるし好きです。
不時着をまだ見ていない方は、涙の女王のあとにぜひ。間違いなくハマります。
◆涙の女王キャストの魅力!キム・ジウォンとキム・スヒョンの演技
このドラマがここまで刺さったのは、主演二人の演技があってこそです。
ヘイン役のキム・ジウォンさん。
冷徹な令嬢が少しずつ愛に気づいていく変化、本当に丁寧に演じていて…。
凛としているのに、ふとした瞬間に見せる脆さのギャップがたまらないんですよ。
正直、1話の時点では「怖い人だな」くらいの印象だったんです。
それが最終回の彼女を見て「この人のこと大好き」ってなってた。
この変化を自然に演じきったキム・ジウォンさんの実力、本当にすごい。
ヒョヌ役のキム・スヒョンくんは、もう「涙の王子」と呼ばせてほしい。
彼の泣きの演技に何度もらい泣きしたか、数えてないけどたぶん両手じゃ足りない。
コミカルなシーンの顔と、命懸けの場面の顔が同じ人間とは思えない振り幅。
特に記憶を取り戻そうと必死になるシーンの演技、あれは反則です。
脇を固めるキャストも全員よかったんですが、特にヘインの弟スチョル役のドンヨンくん。
成長を見守るうちにすっかり親心みたいな気持ちになってて、最終回のあのシーンで一緒に泣いてました。
悪役のパク・ソンフンさんの怪演も、最後まで緊張感をキープしてくれて最高でした。
あ、パク・ソンフンさんについてはこちらも読んでみてください⇩

キム・ジウォンさんのプロフィールはこちら⇩

◆まとめ
『涙の女王』、完走してよかった。
それだけは自信を持って言えます。
絶望の底から愛を取り戻した夫婦の話が、こんなにも温かく終わるとは…。
ラストシーンの余韻、不時着との繋がり、奇跡みたいな家族の姿。
全部が全部、じわじわと心に残り続けています。
冷めきった夫婦の話なのに、見終わったあと「大切な人を大事にしよう」って思えるドラマって、そうそうないですよ。
もし日々の中でしんどくなったら、また観返すと思います。たぶん何度でも。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも一緒に、韓ドラを全力で楽しみましょう!


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